@article{oai:meio-u.repo.nii.ac.jp:00001139, author = {嘉納, 英明}, issue = {13}, month = {2020-12-03}, note = {まちづくり総合学習は、学校と地域をつなぎ、子どもと大人の新たな共同関係を育む可能性を内包している地域教育実践である。近年の草の根のまちづくりネットワーク運動や市民と行政の協働によるまちづくり学習の動向及びRoger A.Hartの「参画のはしご」論は、子どものまちづくり総合学習の内容・方法論に大きな影響を与えている。例えば、まちづくり総合学習の先導的な実践を試みている愛知県内の公立学校では、カリキュラムの作成と実施、地域探検の方法と学習スキルの明確化、積極的な地域連携を柱にした実践活動を進め、沖縄県内においても干潟や港湾、商店街の活性化をテーマにした授業実践が見られる。愛知県及び沖縄県のいずれの授業実践も、学校と地域の連携に支えられ、子ども自身が自分の住むまちをみつめ、これからのまちのあり方をデザインし、まちづくりに参画しようとするものである。まちづくり総合学習は、子どものまちに対する愛着と共感的態度を育てるものであり、子どもと大人による地域社会の共同の発展と教育力の再生の道筋をつけるものとして注目されている。, application/pdf}, pages = {109--129}, title = {まちづくり総合学習に関する事例的研究}, year = {} }