@article{oai:meio-u.repo.nii.ac.jp:00001356, author = {佐和田, 重信 and 永田, 美和子 and 八木澤, 良子 and 吉岡, 萌 and 安仁屋, 優子}, issue = {21}, month = {2020-12-03}, note = {本学在宅ケア実習では在宅療養者への理解を深め,在宅ケア施設におけるより良いケアについて考察する目的で,学生は「パーソンフッドの維持観察記録」と「個人の価値を低める行為観察記録」を行っている。今回,パーソンフッドの観察記録を分析し,学生が認識する在宅ケア実習施設のケアの現状と課題について実習施設へのフィードバックと意見交換会を実施した。パーソンフッドの観察記録に記述された524件のうち,「個人の価値を高める行為」の記述は344件で,「能力を発揮できるようにすること」「尊重すること」「思いやり(優しさ,温かさ)」「受け入れること」の項目で多くなっていた。一方,「個人の価値を低める行為」の記述は111件で,「無視すること」「子ども扱いすること」「後回しにすること」などが多く,実習施設スタッフの課題として,「尊敬や尊重する態度の必要性」「高齢者との過度ななれあい」,「理解しようとする態度の必要性」,「スタッフの感情コントロールの必要性」,「声掛けや説明の必要性」,「残存機能を維持するケアの必要性」,「業務の工夫や改善」,「TPOに応じた表現方法の必要性」,「利用者間への介入の必要性」が抽出され,パーソンフッドを高めるための継続的な学習と組織的な環境づくりの重要性が示唆された。意見交換会の参加者からは,「パーソンフッドを高めるケア」の取り組みについて前向きな声が聞かれ,今後も実\n習施設のケアの質向上につながる在宅ケア実習として取り組む必要がある。, application/pdf}, pages = {133--138}, title = {看護学生が認識する在宅ケア実習施設のケアの現状と課題 : パーソンフッドの観察記録の分析から}, year = {}, yomi = {さわだ, しげのぶ and ながた, みわこ and やぎさわ, りょうこ and よしおか, もえ and あにや, ゆうこ} }