@article{oai:meio-u.repo.nii.ac.jp:00001366, author = {小柳, 弘恵}, issue = {22}, month = {2020-12-03}, note = {産科医不足やハイリスク妊産婦の増加により分娩施設の集約化が進み,周産期センターの分娩件数は増加する一方,中小規模の一般病院では,分娩件数の減少により他科を含む産婦人科混合病棟が増加している。分娩件数の減少に伴い,助産師としての専門性を発揮しにくい環境で就労している助産師は,キャリアアップの意欲や助産師としてのアイデンティティを維持しにくいのではないかと考えた。本研究の目的は,産婦人科混合病棟に勤務する助産師のキャリアアップに関する課題を明らかにすることである。全国5都市で開催される研修会に参加した助産師に自記式質問紙調査への協力を依頼した。182部を有効回答とした(有効回答83.1%)。所属施設の年間分娩件数を比較すると,混合病棟313.15±145.42件,産婦人科病棟659.25±277.5件,産科単科634.31±582.5件で,混合病棟は,産婦人科病棟や産科単科の病棟より年間分娩件数が少なかった(p<0.05)。また,助産師1人当たりの年間分娩件数を比較すると,混合病棟;25.2±14.1件,産婦人科病棟;38.8±18.7件,産科単科;47.9±34.4件で,混合病棟は産婦人科病棟や産科単科の病棟より助産師1人あたりの年間分娩件数が少ないという結果だった(p<0.01)。今後,ユニットマネジメントの推進と,出向制度などのシステムを活用して,助産師のキャリアアップを支援していくことが望ましい。, application/pdf}, pages = {35--42}, title = {産婦人科混合病棟に勤務する助産師のキャリアアップに関する課題}, year = {}, yomi = {こやなぎ, ひろえ} }